株式会社ULTIMATE PLANNINGは、「アルティメット」の普及を目的に活動しています。
アルティメットは、フリスビーを使った7人制のチームスポーツで、パスを繋いで相手のエンドゾーンでキャッチすることで得点します。審判がいないため、選手同士がフェアプレーを重んじる「スピリット・オブ・ザ・ゲーム」が大切にされています。
ここでは、このスポーツをやっている方、気になっている方、まだ知らない方、全ての方がアルティメットを理解するための一歩になればいいなと考えています。
アルティメットに関する基礎的な解説・情報に加え、実際にプレーしている学生・選手からの声も掲載します。
また、大会情報など最新ニュースも随時掲載いたします。
今回は社会人選手のインタビューです。
まず初めに、自己紹介をお願いします。
勝亦康樹と申します。
関東で活動しているSafari LLCというクラブチームで現在アルティメットをプレーしています。
会津大学のDualBootというチームでアルティメットを始めました。
就職を機に地元静岡の富士龍神というチームでアルティメットを続け、転勤を機に現在のチームに移籍しました。
アルティメット歴は13年です。
アルティメットを始めたきっかけは何ですか?
アルティメットとの出会いは高校生の時でした。野球部だったのですが、監督の息子がアルティメット経験者で、冬練の一環としてアルティメットを一度体験しました。その時は面白いスポーツだなくらいの感覚で、ここまでハマるとは思ってもいませんでした。
本格的にプレーしたのは大学からなのですが、入学前にローカル新聞に地元(富士市)で開催さたアルティメットの大会結果が掲載されていて、地元で大会が頻繁に開催されていることと、入学予定の大学にもアルティメット部があることを知りました。大学では野球とは別のスポーツをやりたかったし、アルティメット部に入れば大会ついでに帰省できると思い入部しました。
アルティメットをやっていてよかったこと・嬉しかったことを教えてください。
交友関係が広がったことが良かったです。
色々な大会があり、所属チームにとらわれず大会に参加することも多く、地方の大会に誘われて初めましての人と大会に臨んだり、ピックアップの大会に参加したりで全国に友人ができました。海外の大会に参加したり、海外のチームが日本の大会に参加することもあるので、海外の友人ができたのも大きいです。
また、地元(富士市)で大会が開催されることも多く、たくさんの方が地元に来てくれて、地元が活気づいて嬉しいです。
アルティメットをやっていて大変だったこと・苦労したことは何ですか?
普通の週末に大会があることも多く、地方の大会に参加することも多かったので、金銭的にも体力的にも大変でした。
アルティメットのおすすめポイントはどこですか?
ダイブキャッチ、ダイブディフェンスなどのダイナミックなプレーから、繊細なスローやクリエイティブなスローまで魅力的なプレーが多く、プレーしていても、見ていても面白い競技だと思います。
また、マイナー競技ということもあり、日本代表の凄い人達との距離感が近いことも魅力の一つだと思います。日本代表の人と試合ができたり、マッチアップしたり、一緒のチームで大会に参加できたり、気軽に教えてもらえることもあるので、他の競技では中々体験できないことなのかなと思います。
1日のスケジュール感を教えてください。
練習がない日
起床→朝食→就業→フリータイム(夕食、ランニング、筋トレ、趣味・お風呂等)→就寝
練習がある日
起床→朝食→練習(9時-14時)→フリータイム(昼寝、趣味、夕食、お風呂等)→就寝
練習後は飲みにいったり銭湯に行ったりすることも多いです!
今後の目標を教えてください!
チームとしては全日本選手権の本戦出場をめざしています。個人としてはマスター部門に参加できる年齢に差し掛かっているので、まずはマスター部門の大会に参加したいです。ゆくゆくはマスター部門の日本代表を目指したいです。
ありがとうございました。
アルティメットは単なるスポーツではなく、チームワーク、フェアプレーの象徴です。インタビューを通じて、選手たちの熱意と努力がいかにこのスポーツを特別なものにしているかを感じることができました。
アルティメットプランニングでは、これからもアルティメットが多くの人々に広がっていくことを願うとともに、次世代の選手たちがスポーツを通じて成長し、新たな歴史を築いていくことを期待しています。